発達障害境界域の若者を育てるには(続編)
2018.01.23
寒波到来の週明けです。
全国的に寒さが厳しくなりました。
どうぞ、交通機関の乱れや足元、車の運転に気を付けて
この季節を楽しんでください。

と言う私は今日から沖縄、下地島へ避難したのですけれど(笑)

さて、​前回の投稿​に続いてのお話を・・・

LOF教育センターにてサポートしている若者の多くは
発達障害境界域周辺にいる若者です。
高機能自閉症や自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群、知的ギフテッドなどの
領域に居るか その境界域に居る若者です。
診断によって区分分けはしていません。
診断の受けていない若者もいます。

生きづらさや困りを考えたプログラムを作成し
そのプログラム内で個々に合わせた配慮や調整を行っています。

困りの主なものは
*小さな挑戦でさえ不安で相当の勇気がいる。
*コミュニケーションが上手く取れない。
*発達の凸凹が顕著で発達遅滞が顕著にみられる機能不全のようなところがある。
*ライフスキルの獲得が遅れている。

などでしょうか?

気にしなければそのままスルーしていくという選択もできなくはありませんが、
おそらくこのままでは獲得できず、しんどくなるな~とか
大きく発達、成長出来づらいな~と思うので今のうちにしっかり向き合います。

そんな彼らがソーシャル・ラーニングアフタースクールで学びだして
わずか数カ月でその変化が見られる大きな理由は
保護者の方がその子の特性を理解、受容なさりながらも
しっかりその子の育ちを支え、できることをなさってくださって
いらっしゃるからです。

保護者の方に時々言葉をかけることがあります。
その子の育ちがしっかりご家族が関わったことによって導かれたと言うことが
みえる時
「お母さん、良くここまでしっかりお育てになりましたね。
大変な苦労であったと思います。頭が下がります。」と。

そうするとやはり思い出すのでしょうか?
涙目になられるのです。

そんな風に丁寧に大切に育てられた若者は違っています。

彼らの口から出てくる言葉はすでに大きく変わっています。

「コンビニでなるべく食べ物は買わないようにする。」

こちらが伝える有酸素運動や体を動かすことの大切さをきちんと
納得して生活に生かしてくれている。

そんなに口うるさく言わなくても・・・と思われるかもしれませんが、
決してガミガミ行っているわけではありません。

けれど、困りがあり生きづらさを抱え
下手したら気にならないほどの軽微な困りを少しでも緩和するには
努力できる時期に集中的に行う必要があるのです。

その後脳機能がしっかり成熟し、神経回路が定着して来たら
少しぐらい生活が乱れたり、ストレスが過度にかかっても
何とか自分で乗り越えると言うことができるようになるのです。
そのようになるまでしっかりと育ってほしいと思います。

まだ、未熟なところが深刻に残っているなら
そこのところが改善していく努力をすることがこれからの彼らの未来を
明るいものにするのです。

そしてその努力が決して辛いものでなく
楽しみながらできるならやってみようと思いませんか?

私たちのどのクラスにも「笑い」が溢れているのです。

決して軍隊のような訓練ではなく
そこにはいつも「子どもたち、若者の人格を尊重した学び」があるだけです。

- CafeNote -