発達障害児の捉え方と支援1
2016.06.16
「思考が変化すること」は前提にしながらも

今の私の「発達障害児の捉え方、障害児への考え方」を述べてみたいと思う。



現代では発達障害児に関わる仕事も増えてきて

それに伴いその仕事に従事している人も増えている。



教育関係者、福祉施設の職員など。



で、ほとんどの人は声を揃えて言う。保護者も含めて。

「発達障害児でも発達するし、成長するし、できることは増えていく」と。

では、「発達したり、成長したりすることはどういうことで測るのか?」

「作業が上手くできるようになったり」

「特定の指示が通るようになったり」することで測ってはいけません。

それは、単なる「慣れ」で、発達、成長したこととは違う。



例えば、園に来て行う作業手順がスムーズになった。と言うのは

手順を覚えたということである。

そこで、事情があり棚の場所が移動になった。

棚を移動させても同様に行えるか?



新入生が入って来て、自分の居場所が変わり、役割が変わっても

そのことを理解し、行動できるか?と言うことを見る。



「作業の慣れ」は「発達、成長とは違う」

同様に、書ける漢字が多くなったから「発達」したかというと

これも違う。

書けるようになり、使いこなせるようになったら、「言語理解」が進み

「発達」したと言えるかもとは思う。



で、また、問題を戻す。

「発達障害児でも発達するし、成長する」

それは本当だし、そのことを一番実感できているのは私たちLOFのメンバーではないかと

いう自負を持っている。(笑)

最近は知的障害児であっても、自閉症児であってもそう思う。

子どもたちがどんどん私たちの固定観念を壊してくれる。



では、どこまで発達するか、成長するか?



個々の環境にもよるし、個々の持っている可能性によってもちろん違う。

だから、限界を決めない支援をする。

関わり方をする。



「発達」とはやはり脳機能の成熟を指すと思っている。

単なる慣れや記憶に頼る学習ではなく

自ら考え、行動することができると言うこと。



効果的に「脳機能を発達、成熟」させるためにはどうすれば良いのか?

言わずもがなだが、五感を使うことである。

単に取り組んだワークシートの数多さではない。

なら、どんな風に子どもを支援してくれる人を探せばいいのか?



ダイナミックな支援をしてくれる人や場所を探してほしいと思う。

発達障害児の支援をうたっていなくても良い。

ある意味支援する人もユニークな人で教育理念をしっかり掲げ、

その理念が保護者と合致する人。



そんな人が発達障害児の前に立ちふさがっている壁を壊してくれる気がする。

こじんまりとそつなく納める

そんな支援ではとてもじゃないが子どもたちの前に

立ちふさがる厚くて高い壁を壊すことができないと思う。

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